





初心者の方が把握しておくべき事
取り敢えず音を鳴らせ!!
フィンガースタイルの練習に入る前に、コードをちょっと鳴らせるようになっておきましょう。
コードは覚えなくて良いと伝えたいのですが、やっぱり少しは抑えれた方が楽器っぽい音がなるので、良いかと思います。教本に書いてある事は鵜呑みにしないで良いです。当然間違ったことは書いていないのですが、真面目に進むと間違った出口へ行きます。
最低限のコードは
「C」「Am」「E」「Em」「A」
この程度で良いです、
「F]は?
と言われそうですが、セーハ式コードなんて100%無理なのでやめましょう。あの人は一発で出来たとか良く言う人がいるんですが、本当に力を込めて弾いて1回何とか鳴らせるのでは意味がないのです。どちらにせよ指を作らないとまともな音は出ません。
手が痛くなるだけだし、音もブツブツ言うなんて面白くも無いので他のコードで指を作ろう。
マイナー(mと付いているもの)とメジャーを交互にやるだけでなんかメロディっぽくなります。
そして、それで楽しくなれば良いんです。
私の楽器、こんな音がするんだ!とワクワクして下さい。
グリップ式の「F」がある事は知ろう
セーハ式の「F」は本当にキツイですが、フィンガースタイルでは殆ど使用しません。これは、セーハに使用する人差し指を自由にする為に、グリップ式を多用するからです。
仮に練習するならグリップ式を最優先に練習しましょう。練習しないにしても、グリップ式が最優先である事を覚えておきましょう。
サムピックを選ぼう
サムピックは、ギタリストをサポートする道具達、で紹介した通りダンロップのサムピックがオススメです。オススメというか、種類が色々ある中で汎用性の高いピックはダンロップ以外に無いと思います。
それでも、人によって指の大きさも趣向も違うので、楽器屋さんで着けて見ると良いと思います。小さいのを買ってしまうと、親指が直ぐに青くなってしまったり痺れたりするので、ちゃんと着けて選びましょう。
と言っても、ガバガバなピックを選んでも直ぐに外れてしまうので注意して下さい。できれば、何種類か買ってみるのをオススメします。
個人的なオススメは、ダンロップMのべっ甲柄です、持ちが良いのと着けてて一番フィットする感じが良いです。試してみてください。
右手のフォームを確認しよう
フィンガースタイルの右手のスタイルは独特です。小指はボディにアンカーさせ、手の側面は6−4弦まで僅かに触れさせてミュートするのが基本となります。これを「パーム・ミュート」と言います。
見様見真似で覚えましょう。


最初はミュートが効かないと思いますが、気にしないで良いです。そのうち安定します。



それだけ、基礎が大事という事なのにゃ。テクニックに食いついては、出来ずに直ぐに飽きちゃうから注意にゃ。

