

Maton EBG808
Maton EBG808 TBS
Maton Cs classic blackwood
だね

Contents-目次-
カスタムショップ来日
メイトンのエレアコを入手し、ギブソンを委託販売に出し、いよいよ全力でライブ体制を整えようとしていた矢先、遅れて来日したのがメイトンカスタムショップ製のアコギ達だ。 以前の記事でも述べたが、正直カスタムショップだから買おうとかそう言う感情はこの時既に無くなっており、品質の安定しているレギュラー品に絶大な信用を感じていた。 そして、それは今も全く同じである。カスタムショップだから、良いのか
メイトンのカスタムショップは、ルシアーギターである。もうトミー・エマニュエルのギターを専属で作っている人の製作するギターなのだから、ファンは喉から手が出るほど欲しい。
アンディだって、今後あと何年作り続けるかも分からないし。そんなの、絶対欲しい。プレ値が着くのは火を見るよりも明らかだろう。
(※プレ値目的で買うのはオススメしない
が、先のCS Classicで手痛い思いをしたように、高額だから良いとか、良い材を使っていれば良い音がするとか、そんな事は全く関係ないことが分かっていたので信用していなかった。
現にこれまで12本トミーパーソナル(トミーのフルオリジナル)を弾かせてもらっていたが、何一つとして弾きたいと思うような一本は無かった。
値段が値段で、リスクが高過ぎた。値段に釣り合うものを感じなかった。
4月前後でのカスタムショップ在庫
この時、日本に来たカスタムショップギターは10数本。
都内で把握している限り、8本程度は僕でも確認し触れることができた。そしてやはりドルフィンギターさんはカスタムが非常に多かった。もう毎週通ったくらい楽しかった。
東京周辺と大阪周辺で半々くらいで分けているのだと思う。
HPで目を引く一本
ネット上での情報収集も日課となっており、ある日ネットをみると一際目立つギターがあった。
MATON CUSTOM SHOP Tasmanian Tiger Martle Wood
タスマニアンタイガーマートルなんて材料聞いたことが無く、入荷したばかりのギター。そしてこんな写真ならば是非手にとって見たいと思ってしまった。これは絶対知っておきたいと思った。ちなみに買う気は全く無かった。
元はJOE ROBINSONのカスタムモデルだが、タスマニアマートルウッドのグレードアップ版と言う事で、シグネチャー扱いはされていない。
ベースとなっているのは、もちろんEBG808。扱いも慣れている。


30秒で即決
試奏させてもらったが、30秒で購入を決定してしまった。この時、もう値段は気にしなかった。とにかく、このギターを使用してこれから活動したかった。
それだけ。
この感覚は、なんと言えば良いのか分からないが、カッタウェイがついていることで音がハッキリしている上、全ての弦の音量バランスが絶対的に高度な所にある。
「これがカスタムショップなんだ」
と、初めて威力を思い知った。こんなギターが世に溢れてくれれば、どんなに幸せだろうか、と心底思う。というか、カスタムのレベル、ブレ方が半端ない。
今後買おうかと思っている方は、カスタムショップのレベルは両極端だという事を覚えておいて欲しい。
当たり個体の威力は凄まじいが、微妙なものはレギュラー品よりも微妙。
高額すぎて買えない事実
ただ単に購入を決定しても、お金がなけりゃ意味がない。
まとまったお金が必要だった。
と、ここで都合よくギブソンのビンテージが売却され、良いタイミングで使えるお金が出来ていた為転用して購入費用に充てた。そして追加でMATONのTBSも下取りに出した。二本ともこのギターの為に売却したような形となった。
そして買えてしまったのだった。。差し引きで収支はマイナス5万円程度。
結局マイナスだ。。
エレアコで鳴りを求めるのは酷
そもそも用途がエレアコとしての用途であるので、生鳴りの気持ち良さを求めるのは酷だと僕は思っている。
が、カスタムショップは別だ。
だって、それだけお金出しているのだから、求めてしまっても良い。
ちゃんと応えてくれる個体も、絶対あると思う。


あかりもやってみるにゃ。

