



才能ないんじゃない?

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何となく雰囲気が出てくる
6月に入り、4ヶ月ほど経過すると、動画を撮って分かるのですが、
「雰囲気」
が出始めます。曲のオリジナルの印象を、弾いていて表現できる様になってきています。この程度になれば、オープンマイクやライブ(人前で弾こう!後記参照)などで弾きまくって失敗しまくる事でもっと上手くなります。
失敗するのは恥ずかしい事ですが、
自分が思ってるより、「誰も気にしてない」もんです
それでも恥ずかしい方は、動画撮影でレンズを自分に向ける所から慣れていくと良いです。そのうち自信が付いてくると、人に見せたくなってきますよ。
そして、失敗する。失敗に慣れる。上手くなる。・・・うん、ドラムと一緒だ。
演奏が止まってしまわなければ、もう実戦で鍛えた方が早いんです。
ここら辺から、ライブでもセットリストに加え始めます。
曲に説得力をもたせるためには、人前で弾き込む事で育てる必要があります。
曲は5段階で成長する
この頃には既に気づいていた事が、練習している曲のレベルには何段階かあると言う事です。
レベル1:コード進行や指の動かし方を覚える
タブ譜を見たり、目コピしたりして真似をしながら演奏を覚えていきます
レベル2:覚えたものを反復する、暗譜している
覚えたものをなんども繰り返していきます
レベル3:何となく雰囲気が出てくる、通しで弾ける←最低限、実戦使用可能な段階
ここまでくれば、何も見なくても練習はできるようになります。好きなテレビを見ながら「ながら練習」ができるようになってくる頃です
レベル4:ほぼ間違えずに弾ききる事ができる、テンポが安定している
寝起きであっても、ちゃんと鳴らせられるようになるのがここら辺です
レベル5:他の人にその曲の楽しさを伝える事ができる
楽しさを伝えるのって、とても難しいです。観客の方が自然と拍手できるように演奏するのは難しい。その分、歓声を貰った時にはありがたい。。
このうち、レベル4、5になる為には、
「人前で弾く事」が絶対条件です。
家でチマチマやっていても、人前では必ず失敗してしまいます。
※失敗は絶対にします。積極的に失敗しましょう。そして次に繋げましょう。
ライブやオープンマイクの活用
ようやくこの段階になった為、毎月のライブのセットリストに必ずこの曲を加え、人前で練習する様にしました。
お金もらって演奏しているわけではなく、逆ですから、どう活用しようと良いのです。曲は、人前で練習させてもらいましょう。
トミーエマニュエルの意外な事実
トミーは2歳からギターを弾いていますが、4歳でプロになっています。彼の家族は音楽一家で、兄のフィル・エマニュエルがリードを弾き、トミーはバッキングをしていたそうです。
そして12歳の時にチェットアトキンスの影響で、フィンガースタイルを本格的に始めますが、それまで彼は
「人前でしか練習してない」「人前以外ではギター触ってない」
と答えています。別に練習好きだった、と言うわけでもなく、
人前で弾かされ続けていただけです。
ここからも、人に聞いてもらう事がどれだけ経験値となるのかが伺えると思います。僕にとってライブは、ドラクエでいう、はぐれメタルの討伐チャンス。
バンバンやりましょう。そして、曲のレベルを爆発的にアップさせましょう。
それが唯一の、上達への「最短距離」ではないでしょうか?
僕はそう思っています。


ここからが本番にゃ。