究極の挫折対策:ギターを始める前に必ず見る記事

2020年5月。緊急事態宣言が明け、昨今の自粛ムードの中でも、楽器業界はガンガン売り上げを伸ばし、新規ギタリスト人口も増えているそうです。

そのような状況下において、プロの方がMatonギターを使い始めた事でMaton人口も急激に伸び始めていますね。ようやく時代が追いついかのか。。。そんなことは置いておいて、

僕は、過去4回ギターを挫折していますが、この楽器は半年で初心者の8割~9割が挫折してしまいます。

数千円クラスの安いギターも存在しますし、思い立った時に始めやすい楽器ですが、お分かりの通り実際は簡単なものではないのです。

では、何が理由で挫折してしまうのでしょうか。

指が痛いから?コードが鳴らないから?ちょっと考えてみましょう。

⭐️この記事・動画を読めば、始める前から徹底した挫折対策を行うことが出来るようになります。どうせお金と時間を掛けてやるならば、挫折の可能性を極限に減らした状態で、練習を始めましょう。

不明確な終着点ー不明瞭なベクトル

ギターを始めようとしている皆さんは、将来どのようなギタリストになりたいか、夢を持って始めていますか?

「そんなの、プロでもあるまいし、、ガチじゃなくて趣味でやりたいんだ」

と言う声が聞こえてきそうですが、趣味でもプロ志向でも明確な目標がなければ待っているのは挫折です。

逆に言えば、どのようなプロセスを踏もうが終着点さえ明確であれば、必ず上達の道を進むことが出来る、と言うことです。この達成感は、みなさんが目標にしているギタリストと比較して「曲が弾けるようになった」「あの音に近づいてきた」と自覚して初めて感じられます。

練習をして、ある程度弾けるレベルになる為にはまず練習するためのモチベーションをキープする必要があります。モチベーションはただ、消費するものであり、自然に湧いてくるものではありません。最初に衝動的な理由で初めても1ヶ月持たないのがこれなんです。ギターは好きだが続かない、こんな人はモチベーションが枯渇してしまっています。

つまり、何かしらの手段で補給してあげる必要があるのです。

世界には上手いギタリストは星の数程います。どんなに上手いと言われているギタリストにも、現状技量的に追いつけない、それ以上のプレイヤーは必ずいるものですが、そんな彼等でも目指すべき目標に純粋に進めるのか、そうで無いかによって上達に天と地の差が開いてきます。それが年齢や才能のせいになってしまい、上達しない言い訳となるのです。

人のパクリはしたく無い、俺の音を出したいんだ。そんな人も沢山いますが、そのような人は殆どギターを楽しめていないか、挫折していっているのが大多数という非常な現実もあります。そもそも、オリジナルの音を出せるような人は、一度誰かの影響を色濃く受けて憧れ、練習を重ねて近づいた上でオリジナルへ派生します。実力不足では、よく分からない方向へ行ってしまうのは目に見えているでしょう。

モチベーションの補給には、憧れが最重要な要素となります。素直に憧れて、それこそ子供の頃にヒーローショーを見て役者さんの真似をしてみたり、それに似たような「ごっこ遊び」が出来るかどうかが分岐点です。憧れを得る為には、目標が明確である事が重要です。聞いた瞬間に衝撃を受けてしまうような人物を探す事が楽器を始めるにあたって最優先にすべき事であり、良い教本を探す事ではありません。

5年後でも、10年後でも良いですが最終的に自分がどういったジャンルで活躍できる、ブランディングしていけるギタリストになりたいのか、将来を想像してみてください。たとえそれが趣味であっても、趣味として捉えてしまうと真剣さが欠けてしまい、モチベーションの補給が鈍重になります。

つまり、目標への憧れがLIKEではなく、LOVEに近いほど挫折可能性が下がります。

移り気に到着点が変わってしまったり、練習ジャンルが変更されてしまうと、モチベーションもリセットされてしまうので、心変わりした時点で飽きてしまう可能性が高いです。

楽器を探す、教本を探す、講師を探すよりも先に、最終的な目的地を何よりも優先して「自分で」探すことから始めましょう。これだけは誰にもアドバイスできない、貴方にしか見つけられないものなのです。

教則本の妄信ーコードから始める落とし穴

先ほど教則本の話をしましたが、市販の教則本はギター初心者向けのものではありません。

いきなりコード弾きなど教えられても、指も出来ていないのにそんなもの抑えられる訳ないのです。一般的に教則本の教え方は、ギターの各部位の読み方から始まり、メジャースケールを覚えさせ、コードを覚え、アルペジオを覚え、最近メジャーな曲の弾き語りをする。そのような流れとなっています。

一方で、ギターの演奏ジャンルは弾き語りだけではないし、私のやっているフィンガースタイルも含めて10を超える種類があります。

フィンガースタイルをやりたい人が、弾き語りの練習をしても一生できるようにならないし、その逆もそうです。それは才能云々の問題ではなく、チョイスが舵取りをする問題だと思いませんか。

目標が明確になっていない人ほど、調べる事を怠ってしまい、初心者への教則本に頼ってしまう傾向があります。実際に私も同じように本を購入し、つまらなくて辞めてしまった経験もあるのです。

そして教則本なんて持っていない人に限って、途轍もないスピードで上手くなって行ったりします。このことから、あいつには才能がある、、なんて言葉を聞きますが、これは単純に自分がやりたい事がはっきりしているから悩まずに練習を積み重ねる事が出来ているだけです。目標に向かって蛇行するのと、真っ直ぐ進むのと、距離が全く違いますよね。

そして悩みのない人は憧れとなるアーティストが必ず一人はいる為、モチベーションも常に補給した状態で練習をしているのです。

教則本盲信は、大前提として辞めた方が良い。貴方がやりたいことは、一体何なのか、それにあった教材を選びましょう。今は動画教材も非常に安く、インターネットで動画を見ながら学べる時代です。

本を捲りながら楽器を演奏することは出来ませんが、動画を見ながら学ぶことは非常に効率が良く、上達が早いです。加えて、部屋のスペースも取らないことから便利この上ない媒体です。

簡単です。貴方が憧れている人を探したら、その人に教えて貰えば良いのですから。貴方にとってそれ以上の経験があるでしょうか。素直にそこへ行けるかどうかが、今後を左右しますよ。

ちなみに筆者はTrue Fireという海外の教材サイトを使用しています。Tommy Emmanuelの曲の解説を本人がマルチアングルで行ってくれている上、動画スピードも50%まで落とせたり至れり尽せりの情報媒体となっていますのでぜひ試してみてくださいね。これがあれば、対面式のギター講師なんて要らないのでは?と思うくらいの完成度です。何より、憧れている人から直接的に指導を受けるのは、練習しながらモチベーション回復もできるメリットとなるのです。

https://truefire.com/courses

月額課金制ではなく、買い切りの動画が殆どですので経済的にも非常にありがたいサイトとなっています。日本人でTommyをコピーしている人は、実は隠れてこのサイトを利用している筈ですよ。

好きなアーティストの名前を打ってみては如何でしょうか?

粗悪なギターを買ってしまうーダメ講師は生徒をダメにする

色々目標を定めて、やりたい事も決まったらいよいよ楽器の購入をする段階ですが、ここでケチってしまうと後が非常に大変です。ここでも、貴方に問いたい。貴方が一番使いたいギターは何ですか、と。

好きなギターで練習を始めるのと、妥協したギターで始めるのと、これで上達が全く違います。考えているよりも全然効果が違ってきます。

金額で絞り込むのではなく、やりたいジャンルで絞り込むようにしましょう。

ギターの探し方は以下の記事でご紹介していますが、伝えたいことはいずれも、憧れている人が使っているメーカーや、自分のやりたい奏法によって向いているギター形状も異なる・という点です。

 

絶対に損をしないギター選び-猫の巻-

ライブがしたいならエレアコが良いですし、生音が良いものなら生ギターが良いかもしれませんが、例えば私にとってはMatonが大好きだからMaton以外はほぼ興味無しです。つまり、殆どがエレアコです。

触り心地が良かったり、好きなアーティストが使っているギターで練習をする事の幸せがありますので他のメーカーには目が向かなかったりします。趣向が安定すると、散財しないので安心です。

弦高を下げる&弦はマメに張り替える

教えてくれない先生もいるかもしれませんが、弦高は絶対に2mm以下にして貰ってください。

※私のギターは全て6弦1.6mm,1弦1.3mmでセットしています。エレキ以下やんか。。。

悪いことは言わないから、初心者さんは絶対に調整に出してください。何も考えなくて良いから、店員さんに弦高下げてくださいとお願いするだけです。ギターを購入した店舗であれば、無償で対応してくれるでしょう。

弦高を下げない事にプライドを持っている方もいらっしゃいます(年配の方が多い印象です)が、それはそれ。貴方は貴方です。ギター指が出来るまで、どうせ大した音も出ないのですから、せめて身体的な負担を軽減してあげてください。気に入らなければ、慣れてきてから上げたって良いのですから。

これだけで挫折率が相当下がるはずです。

逆にいえば、品質の良し悪しはここでよく分かります。どれだけ全体のバランスが取れているギターなのかが、この「ギリギリの調整が出来るか」でハッキリするからです。大体、この調整は5万円前後のギターくらいなら「何とか」出来るくらいです。ここを分岐点として考えてみると良いです。

安いギターは、この調整が上手くいきません。トラスロッドを回しても、上手く動いてくれないし、ネックの接合も雑なのでチューニングも安定しません。

何より、触っていて気持ちよく無いものが多いです。

また、弦を張り替えていない人、とっても多いです。サビサビになっても、錆がある良さは出ますが、弾きごごちは良くありません。長年ギターをやっている人でも、エリクサーだからって半年間も張り替えていない「ことを自慢する」ツワモノもいますが、、、、普通に毎日練習してたらそんな持ちませんからね?

と、言う事で弦をちゃんと張り替えていない人に上手い人は見たことがありません。

錆びると弦が硬くなって弾きにくくなる上、ザラザラして錆の匂いが指について気持ち悪いです。それだけで弾きたい指数が激減します。投資だと思って、2週間に1回、いやせめて1ヶ月に1回は交換してあげてください。

このように、ギターを始める前に行うことは山程あります。

そしてそれは、情報収集であり、自分の趣向探しでもあります。趣向が決まっているのに、悩みのある人は、それは貴方が本当にしたいものでは無いのです。もしかしたら、楽器はやりたいけど、ギターでは無いのかもしれません。。ハードの垣根を超えて、自分が魅力を感じるジャンルを選んでくださいね。

自分は何が好きなのか、どうなりたいのか、そのために今何をするべきなのか。

このステップをしっかり行えば、道半ばでどこへ向かったら良いのか、この練習をしていて良いのか、悩むことが無くなってきます。これは打楽器でも、弦楽器でも同じ事です。

楽器の上達は悩んでいては始まりません、頭で考えるよりも、とにかく弾かないと上手くはなりません。

その足枷となる可能性は一つ残らず潰していくべきなのです。

私はギター練習開始当初、トミー・エマニュエルに憧れていたのに、初心者には無理だから教本に載っていた「ゆず」の弾き語りから始めました。そして、「本当につまらなかった」。

当然半年経っても、一向にフィンガースタイルは出来ないし、何をしたいのか分からなくなりました。

そして暫く楽器を置いてしまったのを覚えています。

当たり前ですよね、フィンガースタイルが好きなのに、その練習をしていなかったのですから。

初心者かくあるべき、この刷り込みを捨てましょう。最短での上達はそこから始まると考えています。

では、今日はここまで^^

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更に理解を深めよう