アコギの種類
たかひろ
よし、お茶の水にきたな!
早速ギター買うぞ!!
まーらいおん
さっきも言ったけどちょっと待つにゃ。
どんなギターが良いのか決まってるのかにゃ?
たかひろ
そりゃあ、トミーの使ってるマトン?だっけ?あれだよ、あれを探すんだ。
うん、あれが良いに決まってる。
まーらいおん
あぁ、、一番損するタイプにゃぁぁぁ
まーらいおん
好きなアーティストのメーカーという決め方でも良いけどにゃ、
決め打ちは一番やっちゃいけないことにゃ。楽器には自分との相性があるにゃ。
たかひろ
そんなこと言ったって、他にメーカーありすぎて分かんないからな。
もちろんギブソンでも良いかなとは思ってるぜ。J45とかカッコいいよな。
まーらいおん
J45はあちしも好きにゃ。あのラウンドショルダーがなんとも言えないカッコよさがあるにゃ。
脱線しそうにゃので結論から言うと、別に何を選んでも良いのにゃ。でも、最低限知らないと後悔することもあるのにゃ。

序章:アコースティックギターの分類と得意分野

アコースティックギターの分類は、単純には言い表せないくらい多岐に渡ります。ここでは、あなたの用途に合わせたギターと、メーカーの目星を付けるところから初めていきましょう。 ギターとの出会いは、「縁」であり、「運命」です。間違っても「値段」だけで購入に踏み切るのは辞めてください。経験則ですが、そうして入手したギターは手元から離れていくからです。
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大枠:生ギターとエレアコ

生ギター

生ギターとは、ピックアップが搭載されていないギターの総称です。ギターの生鳴りで勝負する楽器ですので、音量が大きく出せるのが特徴ですし、それがウリです。当たり前ですが、音もエレアコに比べて優れているものが多いです。

ピックアップとは、簡単に言えばギターの音をシールドを通じてアンプに出力する機械です。エレキギターに付いていますよね。

「ライブをしたい」と考えている場合、ほぼピックアップの後付け工事をする必要がありますので、追加費用(数万円程度)が発生します。また、元々の音も「変わります」。

忘れてはならないのは、工事の際にエンドピン(ギターの一番下にあるピン)の穴を拡張したり、ギター本体への加工も必要となる場合がある為、価値の高いビンテージギターなどでは工事に躊躇うことになります。勿論、工事をすれば市場価値は下がりますので十分注意が必要です。

エレアコ(エレクトリック・アコースティック)

エレアコは、ライブでの使用を想定されて開発されたアコギです。ピックアップはエレアコならどのギターにも標準装備で付いています。

ライブでのハウリング(キーンと言う音)を防止する目的で音量を押さえるように設計されているため、生鳴りでは生ギターに劣ります。当たり前ですね。

しかし、ギター一本でライブを行いたい場合には、これ程都合の良いものはありません。音質も、エレアコとして作られているのでラインを通して良い音が出るようになっています。あくまで、アンプから出る音が製作者が狙っている音、と言うことです。

生ギターとエレアコの生鳴りを比較する人もいますが、それは見るべき点がそもそも根本的にズレています。

いずれにしても、「用途で選択」しましょう。

Martin派とGibson派、革命派

Martin(マーティン、マーチン)派とは

Martinとは、アコースティックギター界のトップブランドです。世界の、Martinです。財布・カバンのルイ・ヴィトン、日本のトヨタ(?)、アコギのMartinです。

アコギ界に興味を持ったばかりの人はよく分からないかもしれませんが、それだけの伝統を作ってきた実績、音があります。これは、紛れも無い事実です。

ちなみに経営は家族経営をずっと貫ぬき、工場のあるナザレス一帯がマーチン職人の家系の人だらけという徹底様です。これはたまげたなぁ。

このマーティンの影響を受けて、当然ですが世界中のアコギメーカーはそのノウハウから学び、コピーをして成長しました。つまり、ここでは一括りにMartin派と呼ぶことにします。枚挙にいとまがないので、皆さんが歩いていて出逢うようなメーカのみピックアップします。

Martin派のメーカーは、使用材や形状もほぼ同じものを使用します。

Martin 

アコギの王様です。基本的にトップはスプルース、サイド・バックはローズウッドの生ギターで、サイドバック材の影響で音の残響が長く残る傾向がある。「鈴鳴り」といわれる独特な音を、「2019年」の今でも守り抜いているメーカー。

保守ではなく、革新。材料が不足しても、作りを工夫してちゃんと出したい音を出すことのできるメーカー。アコギの標準的な「ドレッドノート」「000トリプルオー」「00ダブルオー」「0オー」の大きさを決めたのもこのメーカー。

代表モデルはD45,D42,D35,D28,D18、000-18,00-18,0-18(Dはドレッドノートの頭文字)

アコギが好きなら、一度は試し弾きはするべきで、「知って」おいた方が良い。

弾き語りからフィンガースタイルまで何でもござれの万能機。ボディが大きいので、小柄な方は要注意。

YAMAHA

日本の代表的なメーカー。こちらも挑戦的で、マーチンを基調としながらも、良い意味で「個性のない」「癖のない」「高品質」なギターを生産する。

生ギター、エレアコのバリエーションも豊富。予算が少ないなら、真っ先に矛先が向かうのは我らがYAMAHA。最近はサイレントギターの活躍が目覚ましい。

音が出しにくい練習環境ならば、YAMAHAサイレントギターという選択肢しかない。大人しく買うしかないのだ。(ちなみに僕はこれで随分上達させて貰ったので、気分がのればレビューするが、良い買い物と言える。)

東海楽器製造(Cats eyes)

追記:日本の東海楽器製造は、70年代頃からMartinの輸入代理店として(今の黒澤楽器のようなもの)有名になりました。実は技術的なサポートもMartinから受けており、今でも東海製のアコギは「本物」よりも鳴る、とコアなファンの間では有名です。日本の職人魂を感じることができるでしょう。

Morris

Martin派の中でも「ソロギター」専用機を独自のブランドとして確立した。

このリストの中でも特にネックの作りが弱いので、ライトゲージを超える弦を張ると、どうなるかは保証できない。その分、「ポロンポロン」系の曲をやる際には、このメーカーに並ぶものはいない。

K.(S)Yairi guitars

現在のJapanese Martinの代表格。KとSでは価格も作りも全く違うので注意が必要。Kが上位モデル。

殆どが手作りの生ギターであり、職人魂を今でも発揮しているメーカー。

GIBSON派とは

男のギブソン、弾き語りのギブソン、ロックのギブソン、斉藤和義のギブソン、、、適当なギブソン、ドンシャリのギブソン、ドヤ顔のギブソン、そして経営破綻のギブソン、、、

まぁ随分な言われようですが、良くも悪くも引っ括めて「そんなところが愛らしい」「世界のGIBSON」

エレキのレスポールで有名ですが、アコギの代表モデルはJ30,J45,J50,サザンジャンボ・・・沢山の名機を輩出してきました。国内の使用アーティストも言わずもがな。

GIBSON

上記の通りです。材料がオールマホガニーで出来ているので、比重が軽くビンテージを手に取った時の軽さと取り回しの良さは言葉にできない。

その軽さもあり、やはり弾き語りで重宝されるのも頷ける。

「ギブソンはビンテージじゃないとギブソンじゃない」とはよく聞きますが、それも好き好き。今のギブソンも、ビンテージとは「全く」違いますが、それはそれです。素直で良い音だと思います。そもそも、ペグがグローバーになっているのですから、音も全然変わります。

ちなみに私は1957年のビンテージが大好きで所有していたことがあります。最近のだと、1990年代のSTDギブソンが手に馴染んで良い感じです。

HeadWay

国内のギブソンコピーモデルといえばこちら。ヘッドウェイ。

おさむらいさんのシグネチャーも出ましたね。音色はギブソンを少し素直にした感じで日本人好みに改良されています。所有したことがないので、詳しくは書けません。すいません。

革新派(ルシアー系除く)

革新派は、既存のマーティン、ギブソンコピーの枠から逸脱し、新しい流れを作っていこうとしているメーカーです。エレアコ多し。

Taylor Guitars

またまたアメリカ発の最革新メーカー。テイラーギター。

何が凄いかというと、ボルトオンネックの仕組みに度肝を抜かれる。このギター、ネックとボティの接合がボルトのみなのだ。

通常のギターは当然接着にて接合しているので、ネックの調整はトラスロッドを使用し、周りきらなくなればネックリセットとなってしまうところ、このギターはボルトを外してスペーサー入れるだけで良い。

また、ネックの厚みとグリップ感も非常に良く、保守管理のし易さ共に「初心者」に最もオススメできるのがこのメーカーと言える。弦高も低く、弾きやすい。普及するのも頷ける。

エレアコだが、ピックアップシステムがちょっと判りにくいのが欠点。

つまみがポンポン3つ付いているのだが、、何が何だかわからない。

Maton Guitars

オーストラリアNO1ブランド。使用材料は、クイーンズランドメイプル、ブラックウッド、タスマニアンマートルウッドなど、原産の材料で構成される。その形状含めて、とにかく我流100%のメーカーだ。

我らが、そして筆者が全力を持ってオススメするMATONギター。

何がどう他のギターと違うのか??理由は一つ。

ピックアップが最強だからだ。(もう別の記事にします。。

最後はトミエマを目指す諸氏は、結局最後ここに辿り着くと断言しておく。

Takamine

日本製の高峰は、長渕氏の使用で有名です。

こちらもメイトンに似た様な機構を備えていますが、生鳴りが抑えられ「過ぎて」いる。練習するときにちょっと不満感を抱いてしまうかもしれない。

もちろんアンプから出せば素晴らしいです。

Furch(フォルヒ)

フォルヒは他のどのメーカーとも違います。チェコのギターメーカーというかなり珍しいパターンで、民族音楽的な独特の雰囲気を持ちます。

指引きで真価を発揮すると思いますが、所有はしたことがない為、何とも言い難い。興味ある方は楽器屋さんへ。

まとめ

・ギターの種類(生ギター、エレアコ)を理解し、自分の希望する用途に合ったギター選びをしましょう。

・ギターメーカーと流派を理解し、このメーカーならこの様な音の「傾向」がある、ということを理解し、自分はどんな音が好みなのかを考えましょう。

・人により、体格も手の大きさも、好みも違いますから、まずは「自分の足」で楽器屋さんへ向かい、本物を手にとって選びましょう。楽器の形状も様々なので、こればかりは見た方が早いのです。

たかひろ
長いんだよ!良くわかんねぇよ!
結局何を買えば良いんだよ!
まーらいおん
まぁ、要は足を使って自分の愛機を探してねってことにゃ。
頑張って探すことに意味があるのにゃ。
たかひろ
でもさぁ、トラヴィス?スタイルにオススメのメーカーの
目星は付けておいた方が良いだろう?
まーらいおん
あらもうメンドくさいやつダにゃぁ、あちしに噛み付く気にゃ?
噛みつき返す事にするにゃ。



(ガブリ)
たかひろ
!??
まーらいおん
直ぐに纏めるから安心してにゃ。
まずアコギ選びの大枠を掴んで欲しいのにゃ。(続く)
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更に理解を深めよう