序章-4: ギターの「鳴り」とは
たかひろ
🎵MATONカッコいいぜ。やっぱレベルが違うぜ。
まーらいおん
結局MATONにしたのにゃ?いいんじゃないかにゃ?
たかひろ
ああ、しかもこのギター「鳴る」ぜ。めっちゃ「鳴る」んだ。
まーらいおん
おー、中々鳴るギターだにゃ、さすがあちし、いいアドバイスをしたにゃ!
たかひろ
さすが俺、ふははあっははははははははは
まーらいおん
あにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!🎵
あかり
つ、ついていけない。。

ギターの「鳴り」とは

さて、かなりマニアックなお話しです。鳴り。楽器を嗜む者ならば必ずこの話は聞いたことがあるでしょう。そもそも、鳴るってなんなのでしょうか。これって、人によって言う事が全然違うんです。 では何故違うのでしょうか。 バッサリ言いましょう。そんなの「当たり前だ」と。

楽器の「個体差」を理解しよう

楽器には「個体差」があります。

要するに、同じ材、同じ形状、同じ場所と、同じ人が作った楽器が3本あるとして、奏者にとってはその中でも気にいる物と気に入らない物があるのです。

音以外の気に入る理由は触りごごちが決定打になるかもしれませんし、軽さや木目かもしれません、こっちの方が「ロック」だとかかもしれません。

そしてこれは、自分自身が好きな物が分かっていないと判断できません。

判断の「基準」を作ることが必要なのです。幸い、たかひろはエレキを嗜み、楽器こそ違えど自然と「好き」の基準が出来ていたのでしょう。そこまで悩まず購入していますが、現実初心者はそうはいきません。

人の「個人差」も理解しよう

人は当たり前ですが、大きな人もいれば小さな人もいます。

手の小さな人、大きな人、身長は高くても手の比較的小さな人もいます。十人十色とはこの事で、楽器よりもバリエーションが豊富なのは人間の方です。

それに加えて感性も人それぞれ違います。この時点で、かなり複雑な話になってくる事がわかると思います。

したがって、たかひろが良いと言ったギターでも、あかりにとってはあまり良い音に聞こえないかもしれません。性格的にもっと煌びやかなのが好きかもしれません。

体の小さな人がドレッドノートを弾くよりも、大きな人が弾いた方が体が受け止める音の振動が上手く伝わるかもしれません。逆も然りです。

形状が違う物を比べない

人と感性の個人差は別として、選定の際には同材で同じ形状の物でないと比較になりません。例えば、ドレッドノートとトリプルオーの鳴りを比較しようとしても、音が大きいドレッドノートの方がその瞬間優位に立ちやすい。

ボディが大きい方が音が大きいのは一般論としては当たり前の話で、選定はなるべく同じ条件で行う事が鉄則です。でないと、選定ではなくてもっと大枠の好き好きになります。※

したがって「どのメーカーが好き」よりも「どの形がしっくりくる」から選ばないといけません。メーカー云々はその後こだわりましょう。

※それでも好きならいいんですよ!悪いと言ってる訳ではないのです。

金額は関係ない

これ、アコギは特にシビアなのですが、金額が高いから「鳴る」訳ではないのです。30万円のマーチンと、8万円の東海楽器のCAT’S EYESを目隠し比較して、高いのは東海楽器の方だと言う人もザラです。

一つ言えることは、「単板」のギターは反応が良い「傾向」はあります。単板は一枚の板で作られている、大体10万円からのギターとなります。

金額が高いと、いいギターである。これは間違いありません。それだけ手間を掛けられて作られているのですから、品質・材質共に余程外れを引かない限りは保証付きです。

ですが、それが貴方が期待しているレベルの良いギターであるのか。気に入る音かどうかは別問題です。

音に金額は付けられません。貴方が気に入るかが最も重要です。

音の大きさ=鳴りではない

先もお話ししましたが、音が大きいギターはよく鳴ると表現されますが、これは観点がズレています。

マニアックな話です。

楽器の「鳴り」とは、「バランス」であり「反応」です。

弦を弾いた瞬間どこに音が飛ぶのか、瞬発力はどの程度か、ボディの振動が減衰せずにネックに伝わっているか、角弦の音量バランスは良いか。

バランスの良い楽器は弾いていて、弾いている自分が気持ちいいです。これは、音を聞く方よりも弾いている側が一番感じやすい。

これを理解するためには、本当に良いギターを弾いてみる事が大切です。良いギターを知らないのに、良いギターを手に入れる事はかなりハードルが高い。

理屈と言うか、これこそ「感覚」を研ぎ澄ませて大事にしてください。

好きの基準を作る方法

好きの基準は、いつもあなたの耳元にあります。

あなたの一番好きなアーティストの曲です。

そのアーティストの使っているギターはどんなギターですか?材質はどんなものでしょうか。まず徹底的に調べてください。

そこから吟味が始まります。

好きな音を追求してください。初心者とか全く関係ありません。

筆者の基準(参考までに)

僕の基準を参考までに載せておきます。

まず、僕はカントリー調の曲を好む=「安い」音が好きなのでサイドバックにローズウッドを使用した楽器は買いません。

また、体が大きくないためドレッドノートは除外し、トリプルオー以下で材は密度の軽いマホガニー系統を使用したギターを選びます。

開放弦を鳴らし、同時にヘッドを左手で抑えてどのくらいの振動が伝わるのかを確認して適当にコードを鳴らします。12フレット以上で1、2弦の音がちゃんと出るかも確認します。

最後に、優しくまた開放弦を鳴らして音の出方を再確認します。→次のギターへ行きます。

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トミー・エマニュエルの名言

あなたが一生懸命探して選び抜いたギターが、世界に一本だけのパートナーだ。同じギターは2度と出ない。高級材とか値段とか、そんなの関係ないよ。

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更に理解を深めよう